いぼ
ヒト乳頭腫ウィルスの感染によってできます。
手指や足の裏によくでき、小児に多い疾患です。
治療方法
冷凍凝固法
液体窒素をいぼにあてて凍らせる治療法です。
液体窒素を含ませた綿花をいぼ部分に数回あてます。
この治療を1週間おきに繰り返します。
いぼがだんだん小さくなるか、かさぶた状に黒くなってとれていきます。
ヨクイニン内服
漢方薬ヨクイニンを継続して内服します。
活性型VitD3軟膏外用
乾癬や角化症治療に使用する活性型ビタミンD3軟膏を塗るといぼが取れることがあります。
モノクロロ酢酸・フェノール外用
モノクロロ酢酸やフェノールをいぼ部分に繰り返し塗布していぼを腐食させます。
炭酸ガスレーザー
難治性の場合局所麻酔をして炭酸ガスレーザーでいぼを蒸散します。
みずいぼ
みずいぼは伝染性軟属腫ウィルスが皮膚に感染してできます。
数ミリ大の白っぽい光沢をおびた丸い粒がみられます。
おもに小児の体幹、四肢にみられますが、大人でもなる場合があります。
治療ではウィルスがいる白い玉(軟属腫小体)を取り除きます。
治療方法
ピンセットで摘除
ピンセットでみずいぼをつまんでとります。一回で治療が終了します。
治療前に麻酔シールを使用して痛みを軽減する方法もしています。
サリチル酸絆創膏
サリチル酸絆創膏をみずいぼ部分に貼りふやかして取る方法です。
硝酸銀ペースト法
硝酸銀と小麦粉を混ぜたペーストをみずいぼに塗り腐食させて落とす方法です。
ヨクイニン内服
漢方薬のヨクイニンの飲み薬を継続して内服します。
日常生活での注意点
自然に消退することもありますが、長期間かかりますし、かなり数が増えたり
かゆみを伴ってかきむしり、細菌感染をおこすことなどがありますので
少ない内に処置するのが良いと思います。
登園・登校は問題なく、プールの水を介してうつることはありません。
タオルやビート板、浮き輪などを共用しないようにしましょう。
首やわきの細かいいぼ
首の茶色く細かいぷちぷちが気になるので、とってほしいという相談をよく受けます。
ちょっと言葉は悪いですが、ひふの老化に伴ってできるものでアクロコルドンという名前がついています。わきなどにできることもあります。
治療方法
ハサミで切除
根もとが細くなってとび出ているものはさっとハサミで切ってとることができます。ちょっとチカッとしますが一瞬ですみます。出血はほとんどありませんが、後でじわっとくることもあるので化膿止めを塗った絆創膏でとめておきます。
小さいものに限りますがさっと取れて、炎症後しみも出なくスッキリと取れます。
根もとが平たくなっているものや大きなものは、麻酔なしでさっと切るとやはり痛いので、液体窒素で凍らせて治療する方法か炭酸ガスレーザーでの治療をしています。
液体窒素
液体窒素をあてるとかさぶた状に黒くなり取れていきます。
一回でポロっと取れる場合もありますが、大きいものですと回数がかかります。
1週間ぐらいの間隔をあけて数回あてます。特に日常生活の制限はありませんが、治療期間中黒く細かいかさぶたができるので、冬場など襟のある服を着る時期に治療するのがおすすめです。
治療後に少し炎症後しみができることもありますがこれは時間とともに取れていきます。
炭酸ガスレーザー
炭酸ガスレーザーの治療では麻酔テープを使用します。
レーザーで蒸散してとります。数日じくじくとするので創傷被覆材でカバーしておきます。
4~5日から1週間ほどで治療部分にひふがはって治ります。
治療回数は1回ですみますが、治療部分に赤みが出たり炎症後しみができることがあります。いずれも時間とともに薄くなっていきます。









