アトピー性皮膚炎の目の合併症

投稿日:2014年4月19日|カテゴリ:コラム

アトピー性皮膚炎に伴う目の合併症には白内障、網膜剥離、円錐角膜などがあります。

発生原因として痒みのため繰り返し目の周りを掻いたり、叩いたりすることが

関与すると考えられています。

そのため発症を予防するには 目の周りの皮膚炎を十分に治療して

かゆみを抑え、早く治すことが大切です。

 

アトピー性皮膚炎の目の周りの皮膚炎では まぶたなどの目の周りがかさかさと乾燥しかゆくなる、

目の周りが赤くなるなどの 症状がありますが、ひどくなると目の周りがはれぼったくなる、

かききずによりじゅくじゅくする 繰り返し搔いたところの皮膚が平たく盛り上がって

厚みを伴ってくるなどの症状が見られます。

 

治療は炎症を抑えるステロイド外用剤やタクロリムス軟膏などを使用します。

なるべく目の中に入らないように使用し、だらだら塗りは しないようにして

使用量と使用期間に注意して使用します。

じゅくじゅくして細菌感染の合併がある場合は抗生物質の飲み薬やぬり薬を使用します。

 

搔くことにより目への影響もありますが、皮膚症状自体も悪くなるため、

かゆみを抑える抗ヒスタミン剤の内服をします。

掻く動作を減らすにはストレスのコントロールも必要なケースがあります。

 

日常のスキンケアでは清潔と保湿ケアが大切です。

毎日の洗顔で皮膚を清潔にするように心がけましょう。

洗顔の際は刺激性の少ない洗顔料を使用しごしごしこすらないように注意します。

洗顔後は皮膚のバリア機能を保つため

眼科用ワセリンなどで保湿ケアをするのを忘れずにおこないましょう。