肝斑の治療について

投稿日:2012年3月26日|カテゴリ:コラム

肝斑はぼんやりとした淡い褐色をしたしみが両頬に左右対称性にみられます。
ひたいや口周りにしみがでることもあります。
成人の女性に多くみられ、紫外線によって悪くなるほか、
ピル、抗てんかん薬の内服や妊娠、卵巣機能異常が原因になる場合があり、
女性ホルモンの関与が考えられています。

治療では薬などが原因の場合はそれを中止します。

飲み薬での治療ではトラネキサム酸の飲み薬を使います。
半年ぐらい内服する間に薄く目立たなくなっていきます。
飲み薬での治療ではしみが少しずつゆっくりと薄くなっていきます。
効果が出るまでは時間がかかります。
飲み薬の飲み忘れをしないように気をつけて焦らずに治療しましょう。

ゆっくり薄くなるために患者さん本人は改善してきたことになかなか気づかれず、
ひさしぶりに会ったお友達に「しみ薄くなったんじゃない」と
言われたとおっしゃる方も多いです。

クリニックでは治療前と治療半年後にロボスキンアナライザーで
顔の写真を撮っていますが、前後を比べると効果がはっきりとわかります。

日常生活では紫外線が増悪因子となりますので、
日焼け止めを適切に使用するなどして紫外線ケアをするようにしましょう。

洗顔の際にごしごし洗ったり、
化粧やマッサージでひふを摩擦するのは逆効果になりますので、
摩擦を避けひふはやさしく扱うようにすることなどに注意しましょう。