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にきび治療

にきびの予防から治療、にきびあとの治療までおこなっています

皮膚科ちえこクリニック にきび治療方針
1.赤く膿んだにきびを早く治しにきびあとをつくらないようにします。
まずにきびの状態を診察し適切な治療をします。
赤く膿んだにきびはにきびあとの原因になるので
抗生物質や漢方薬の内服を使ってすばやく治すようにしています。
内服を使用しないでも良い場合は抗生物質のぬり薬を使用します。

2.にきびあとの赤みやしみをきれいにする治療もおこなっています。
保険治療でなおらないにきびやにきびあとのしみ・赤みの治療には
レーザーや光治療、ケミカルピーリング、イオン導入などの美容皮膚科治療をしています。

3.にきびを繰り返さないためにスキンケアにも力を入れています。

にきびの悪化を防ぐには日常のスキンケアを正しく行うことや
生活習慣の改善が必要です。洗顔・メイクなどの仕方や生活習慣の問題点などに
ついても指導しています。

にきびでお悩みの方はぜひご相談ください

保険治療だけではなく、美容皮膚科治療も幅広く取り入れて

治りにくいにきびの治療やにきびあとの赤み・しみを早くきれいにする治療も

おこなっています。

 

にきびができる原因

思春期になりホルモンであるアンドロゲンの分泌が増えると
毛穴についている皮脂腺での皮脂分泌が増えることや、
毛穴の入り口の角化異常等で毛穴がつまることにより、皮脂がうまく外に排出されず、
毛穴のなかに貯まります。この状態を面疱といいます。面疱は脂が多く嫌気性環境を
好むにきび菌が増殖しやすい環境になっています。
面疱には微小面疱(肉眼でみえない程の小さなもの)、白色面疱(白にきび)、
黒色面疱(黒にきび)があります。
にきび菌は皮脂のなかのトリグリセリドを分解して遊離脂肪酸を生じます。
遊離脂肪酸によって毛穴の入り口が刺激され、さらに毛穴がつまりやすくなり
にきび菌が増殖します。にきび菌が分泌する物質で、細菌を攻撃する働きのある
白血球の1種である好中球が集まってきます。
好中球が放出する活性酸素などの物質が毛穴を刺激、破壊して赤く膿んだにきびをつくります。

にきびの発症・悪化にはこのほかに遺伝的な体質や食事、睡眠、ストレス、
化粧品などが関与しています。

にきびができる部位

顔、首、前胸部、上背部などの皮脂腺が発達している部位の毛穴に一致してできます。
にきびができはじめる小学生では額に主にできますが、
年齢が上がるにつれ頬などにもにきびが多くできるようになります。
20代なかばをすぎてできるいわゆる「大人にきび」とよばれているにきびは
口周りや顎を中心にできることが多くなります。

背中のにきび

背中のにきびは色素沈着や赤い跡が長く残って悩まれている方も多いです。
こじらせる前に早めに治療を開始しましょう。

汗が刺激となり、悪化しやすいので
お風呂やシャワーで汗をきれいにするようにしましょう。
体を洗う時はナイロンタオルやスポンジでゴシゴシこするのは厳禁。
きれいにしようとゴシゴシこすると皮膚を刺激して、にきびが悪化する原因となります。
石けんをよく泡立て、泡を柔らかいタオルにつけるなどして洗うようにしましょう。
また頭から体の順に洗ってシャンプー、リンスの洗い残しがないようにしましょう。

衣類の刺激もにきびが悪化する原因となります。
ひふを刺激する起毛繊維は避け綿や通気性のよい衣類をきるようにしましょう。

にきび治療で大切なこと

赤くはれたにきびを早く治し、にきびあとをつくらないこと

赤く腫れたにきびをこじらせてしまうと赤いあとやしみになったり、
ひどい場合はケロイドやへこみになってしまいます。
赤いにきびあとや、にきびあとのしみは改善することができますが、
へこんだにきびあとの治療はなかなか困難です。
まずは赤く腫れたり、化膿している新しいものをつぶさないように気をつけて
へこみをつくらないように薬で早く治しましょう。

 

にきびは皮膚の疾患です。早くきれいに治す方法は病院で治療をうけることです。

合わない化粧品でかぶれたり、自己流でのケアでにきびをこじらせてしまっている方も
たくさんおられます。化粧品は薬ではないので、化粧品だけでのケアでは
化膿しているにきびは治りません。
にきびは皮膚の疾患ですので皮膚科で治療をうけられます。
にきびの状態に応じた適切な治療をうけるのがこじらせずに早く治すコツです。
早めに病院での治療を開始しましょう!

治療ですぐに効果が出なくてもあきらめないでください。

にきびは出やすい期間がある程度続く疾患です。
治療をするとよくなるけどやめたらまたでてしまうからと
治療を中断してしまわないようにしましょう。
にきびは年齢を重ねるとしだいに出なくなりますので、それまでこじらせずに
うまくコントロールしていくことが大切です。

院長からひとこと

にきび治療は薬に反応してさっと良くなっていく方と、
ゆっくり良くなっていかれる方がおられます。
すぐに良くならなくてもがっかりせずに治療を継続していくのが大切です。
特に赤みやしみなどのにきびあとは少しずつよくなっていかれる方が多いです。
あきらめずに治療していけばにきびは必ず良くなります。

にきびの状態と治療法

赤く膿んでいるにきび

赤く膿んでいるにきびの治療には抗生物質の飲み薬・塗り薬を使います。
抗生物質にアレルギーのある方やカンジダ症にかかりやすい女性の方は漢方薬を飲んで治します。
いずれも症状がよくなったら飲む量を減らしていきます。
数が少なくなったら塗り薬のみで治療できます。

白にきび・黒にきび

毛穴がつまって皮脂が貯まったものを面皰といいます。
白色面皰(白にきび)とは毛穴の入り口がつまり
たまった皮脂が皮膚を通して白くみえているものです。
黒色面皰(黒にきび)とは毛穴の入口の部分が
開いて黒い角栓が見えているものをいいます。
白にきび・黒にきびは赤く腫れたにきびの予備軍となりますが
白にきびや黒にきびは力任せに押してもでないばかりか、
炎症を起こして赤み、しみ、へこみを作る原因に
なる場合もありますので自己流で処置はしないようにしましょう。

にきびあとのしみ・赤み

にきび跡の赤み、しみは皮膚の新陳代謝で時間が経つと少しずつ薄くなっていきます。
まずは赤く腫れたにきびを早く治すことがしみ・赤みの予防になります。
できたにきびをつぶしたり、こじらせたりしないようにしてすぐに治療を開始しましょう。
できてしまった赤みしみを早く改善したい方は美容皮膚科治療もしていますのでご相談下さい。

にきびあとのへこみ

にきびあとのへこみをつくらないためには
・赤く膿んだにきびを市販薬や化粧品で治療しようとしないで皮膚科で早く治す。
・面疱や膿んだにきびを自分でつぶさない。
ことが大事です。
にきびあとでも赤みやしみといった色の変化は必ず良くなりますが、
にきびあとのへこみの治療はなかなか困難です。全く消えてなくなると
いうのは難しいですが目立たなくするために次の治療をしています。

もり上がったにきびあと・にきびケロイド

赤く膿んだにきびが大きく腫れあがった後やなかなか治らなかった場合や
繰り返し触ってつぶしてしまった場合にできることがあります。
赤く硬くもりあがった結節やひきつれたような線状の硬いもりあがりがみられます。
頬(フェイスライン付近)、胸や上背部などにできやすい傾向があります。

 

にきびの治療(保険治療)

抗生物質

ミノマイシンやビブラマイシン、ルリッド、クラリシッド、ファロムなどの内服薬を処方します。
抗生物質にはにきび菌に対する抗菌作用がある他、種々の炎症に関連する物質を抑え、
にきびの炎症を抑える作用もあります。
抗生物質の外用薬はアクアチムクリーム・ローション、ダラシンTゲル・ローション、
 ゼビアックスローション、アクロマイシン軟膏などを処方します。

イオウカンフルローション

角質を軟化させ毛穴のつまりを防ぐ他、にきび菌の殺菌や炎症を抑えるなどの作用があります。
イオウが皮脂をとり皮膚を乾燥させる作用もありますので脂性肌のにきびににも適しています。
ニキビダニにも効果のある外用剤です。

ディフェリンゲル

諸外国ではにきび治療の標準薬とされています。
毛穴のつまりを解消してにきびの初期病変である微小面疱を改善するというトレチノインのような作用がありますが、トレチノインよりも赤みや乾燥といった皮膚刺激症状は少ない外用薬です。

ディフェリンゲルの塗り方

ディフェリンゲルは夜洗顔後、乾燥しやすい方は基礎化粧品などで保湿してから、にきびのでやすい部分に薄く広げるように塗ります。
その後ダラシンTゲルやアクアチムなどの抗菌剤を赤くなった部分や膿んでいる部分にスポットで重ね塗りします。使い始めにひふの乾燥や刺激感、赤みがでることが多いです。
しばらくすると落ち着いてきますが、初めて使用される方は広範囲にドバッと塗らないで一部で試して大丈夫そうなら範囲をひろげていかれるのがいいかと思います。
乾燥は保湿でコントロールすることもできます。

過酸化ベンゾイル(BPO)

過酸化ベンゾイル(BPO)は抗生物質とは異なる作用機序でにきび菌を殺菌し、面疱溶解作用でにきびの悪化を防ぎます。ベピオゲルとデュアック配合ゲル(BPOとクリンダマイシンの合剤)が保険適応となっています。

→ベピオゲルについて詳しくはこちら

 

→デュアック配合ゲルについて詳しくはこちら

 

エピデュオゲル

上記、過酸化ベンゾイルとアダパレン(ディフェリン)の合剤です。

漢方薬

漢方薬は全体的なからだの調子やバランスを整えて、疾患を改善していくお薬です。
赤く膿んだにきびや面疱を改善しますが、
内服していくうちに肌の状態が良くなる方も多いので、
当院では積極的に漢方薬を処方しています。
各種使い分けており、粉以外に錠剤の漢方薬も採用しておりますので
これまで飲むのが苦手で敬遠しておられた方もご相談ください。

クリアタッチS

光とその熱でニキビ菌を殺菌、また炎症性ニキビの赤みを改善する作用や
皮脂の分泌を抑えるなどの作用があります。
ニキビやニキビの赤みを治しながらニキビのできにくい肌にします。
治療は週1~2回で8~10回程を目安におこないます。

 

保険外治療

ケミカルピーリング

ケミカルピーリングはグリコール酸、乳酸、サリチル酸などのピーリング剤を
塗布し皮膚の再生を促す治療法です。
当院では乳酸単独のピーリング、グリコール酸+乳酸のピーリング(2週に1回)と
サリチル酸マクロゴールピーリング(月1回)、トリクロロ酢酸によるピーリングを
おこなっています。
ピーリングで毛穴のつまりをとることにより、新しいにきびができにくくなります。
皮膚の新陳代謝を促すことにより、にきびあとのしみ・赤みを改善します。
赤く腫れたにきびが出ている状態でもおこなえます。

イオン導入

イオン導入とは、微弱な電流を皮膚に流すことにより、荷電した物質の反発力を利用して、
有効成分を皮膚の奥まで浸透させる方法です。
メラニン色素の産生を抑えしみやくすみを改善、コラーゲン線維の産生を促し、
しわ、たるみを防ぐビタミンCを導入を主体として導入していきます。
にきびの赤み・しみをきれいにしたい方におすすめします。

レーザーフェイシャル

ロングパルスアレキサンドライトレーザー(ジェントルレーズプロ)を弱めの設定で顔全体にあてていきます。痛みはほとんど感じません。にきびあとの赤みが消退するほか、毛穴の開きの引きしめ効果もあります。月1回で3~6回ほど繰り返してあてます

フラクショナル炭酸ガスレーザー

レーザー光で微小な点状の穴を開けながら適度な熱作用を与えることにより
皮膚のいれかわりと再生を促します。にきびあとのへこみ、毛穴のひきしめなど
凹凸になってしまった皮膚を滑らかに再生する効果があります。

フラクショナルニードルシステム(FNS)

極細い針を電動で動かし、皮膚にマイクロホールを多数開けます。
そうすることにより皮膚に創傷治癒機転が働き、皮膚が再生されていく治療です。にきびあとの赤み、へこみの他、毛穴の開き、黒ずみの治療もできます。

FNS治療について詳しくはこちら

トレチノイン・ハイドロキノン

トレチノインはビタミンAの誘導体でにきびに対しては毛穴のつまりをとる、
皮脂の分泌を抑える等の作用で効果を発揮します。
ディフェリンゲルよりは作用が強い分、赤みやかさつきなどの刺激症状がでやすいです。
にきびあとのしみがある場合はしみの原因となる
メラニン色素の合成を抑えるハイドロキノンも一緒に塗ります。

アゼライン酸

アゼライン酸は天然物由来の酸で、毛穴のつまりを防ぎ、にきび菌の増殖を押さえる
はたらきがあります。面疱(白にきび)から赤く膿んだにきびまでに効果的です。
ディフェリンゲルやトレチノインなどのビタミンA類の薬より
皮膚への刺激性が少なくなっています。また、妊娠している方でも使用できます。

ビタミン剤内服

皮脂分泌を抑えるビタミンB2、B6やCの内服の処方もしています。
ビタミンCはにきびのしみを薄くする作用もあります。

 

にきびのホームケア

日々の洗顔に使用する石けんやにきび治療を妨げない保湿剤、

またピーリング石けんやビタミンC誘導体ローション等を取り扱っています。

 

にきびの方のメイク

にきびがあってもメイクはできます。

にきびを悪化させない化粧品を選択することと
にきびを悪化させない正しい方法でおこなうことが大切です。

化粧品は刺激のない、洗顔料で簡単に落とせるものを使用します。
毛穴をつまらせないノンコメドジェニックの表示のある化粧品を
使用するようにします。
また油性成分を含まないもの(オイルフリー)を使用します。

ファンデーションはリキッドファンデーションよりは
パウダーファンデーションの方が油分が少ないので毛穴がつまりにくく
なります。

にきびの赤みを目立たなくしたい場合は、イエローのコントロールカラーを使用すると

上手にカバーすることができます。

コントロールカラーやにきびをカバーするファンデーションはテスターがありますので

試して見たい方はスタッフまでお声かけください。
正しい使用方法やにきびを上手にカバーする方法などの指導もしています。

 

にきびとストレス

にきびの再発や悪化を防ぐにはストレスコントロールが重要です。

ストレスがあるとにきびをいじってしまいがちになり、炎症を起こしてしまうことになります。

軽い運動をしたり、気分転換をするなどしてストレスを発散するようにしてみてください。

→ コラム にきびとストレスについて

 

よくある質問

Q. ディフェリンゲルを使用したら皮膚が赤くなってむけてきましたが大丈夫ですか?
ディフェリンゲルは使い始めに皮膚が赤くなったり、パサパサとむけてきたりしますが、これは正常な反応です。薬は止めずに続けてください。しばらく使用を続けると(2~4週間ぐらい)反応は落ち着いてきます。乾燥がつらい場合は保湿で症状を緩和することができます。ただし痛みがある場合はすぐにご相談ください。

 

Q. ディフェリンゲルを塗っていますがよくならないのですが?
ディフェリンゲルは効果が出るのに時間がかかるお薬です。3ヶ月の使用でにきびの皮疹の数が半分に減り、じっくり使用を続けていくとにきびの赤みやしみもきれいになってきます。保険で使用できる予防・治療・にきびあとの治療効果があるお薬です。
まずは3ヶ月以上つづけてみましょう。

 

Q.ベピオゲルの塗り方について教えてください

1日1回、夜洗顔後塗ってください。
基礎化粧品などを使用される場合はなじんだ後塗ってください。

赤いニキビがある部分のみだけでなく、いつもニキビの出る範囲に広く塗ります。

顔全体に塗る場合は1回1FTU(約0.5g)を目安にして使用してください。

 

Q. リキッドファンデーションを使用してもよいですか?
基本的には含まれている油により、毛穴がつまりやすくなるので
にきびの方はリキッドファンデーションはさけた方がよいでしょう。乾燥がひどい方はリキッドファンデーションでもよいですが、
洗い残さないようにきちんと落とすようにしてください。
化粧品はノンコメドジェニックの表示があるものを使用するようにしてください。

 

Q. にきびの赤みやにきびあとを治す方法はありますか?
ケミカルピーリングやイオン導入、レーザー治療などの美容皮膚科治療で早く治すことができます。なかなか通院できない方は
ホームケアのビタミンC誘導体の化粧水やトレチノインなどの使用できれいにできます。

 

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